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荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』

ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ短篇集で,第4部に登場する岸辺露伴がイタリア,山奥,海岸に行き,奇妙な出来事に遭遇するというもの.

第4部を読み始めて,この「岸辺露伴」というキャラクタを最初見たときは,人気の理由がわからなかった.しかし,ストーリィが進むにつれてなぜか次第に惹かれていく,キャラクタなのである.最初の印象が悪いからだろうか.

このキャラ以外にも『ジョジョの奇妙な冒険』は,どんどん魅力的になるキャラが多い.特に,各部のボスキャラの初登場時とラストでは,その存在感が全く違うから面白い.

短篇集になるにあたって,各エピソードごとに荒木飛呂彦先生のコメント付きである.先生の描きたかった密猟海岸の台詞の妙な違和感は,読んでいて気持ち良い.この名言の多さも『ジョジョの奇妙な冒険』の面白さのひとつで,それは短篇集でも顕在.

「密猟します」「だから気に入った」

 今後もこのスピンオフシリーズが定期的に続いて欲しいと思う.目次のエピソードのナンバリングが飛び飛びなのが気になる.

 

【目次】

エピソード#16 懺悔室

エピソード#02 六壁坂

エピソード#05 富豪村

エピソード#06 密猟海岸

岸辺露伴 グッチへ行く

岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)

岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)

 

 

密猟海岸の「東方一族」って,第8部のだろうか? あれれ?